中国初の冷却塔を採用した「華龍1号」原子力発電所である中国広核集団(CGN)招遠原子力発電所の建設工事では11月18日、発電ユニット1号機原子炉の初のコンクリート打設が順調におこなわれ、これにより山東招遠原子力発電基地の建設が全面的にスタートしました。

「華龍1号」は中国が独自に開発した第3世代の原子力発電技術であり、現在世界で運転中および建設中の原子炉タイプの中で最も多い台数となっています。

18日に着工したのは、招遠原子力発電プロジェクト第1期の1号機であり、招遠原子力発電プロジェクト全体では6基の「華龍1号」原子力発電ユニットを計画しており、総設備容量は約720万キロワットに達し、全て完成すれば500万人の生活と生産に必要な年間電力需要を満たすことができます。(提供/CRI)

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