中国メディアの環球時報は6日、「中国の年始連休の人気旅行先トップ10に日本が入らなかった」と日本メディアが報じたことを伝えた。

環球時報が伝えたのはニュースサイト「TBS NEWS DIG」に5日掲載された記事内容で、同記事では今月1日から3日までの中国の3連休で一番人気の旅行先は韓国だったこと、これまで人気トップだった日本は上位10位以内に入らなかったことが「中国政府による渡航自粛呼び掛けの影響が顕著に現れた形」として報じられている。

環球時報はまた、「韓国メディアも中国人観光客の選択の変化に注目している」として、韓国メディアのマネートゥデイが3日、中国当局が自国民に日本への渡航を控えるよう呼び掛けたことを受け、韓国の観光市場は「反射的利益」を享受していると報じたことを伝えた。

マネートゥデイの記事は、「韓国は一部の観光体験において日本と似ている上、中国との距離が近い。加えて、ウォン安の影響で韓国旅行のコストは下がっており、中国から韓国を訪れる団体客も個人客も大幅に増加している」と紹介したという。

環球時報はさらに、今年の訪韓外国人観光客は延べ2036万人に上り、このうち中国人観光客は最多の延べ615万人に達するとみられていることを紹介。これは、韓国・ニューシスが伝えた調査会社YanoljaResearch(ヤノルジャリサーチ)の昨年末の予測で、ニューシスは「最も注目に値する変数は国際情勢、とりわけ日中関係だ。最近、中国人の訪日観光需要は減っており、相当数が韓国に向かう可能性がある」としたほか、今年の訪韓中国人観光客が延べ700万人に達する可能性にも言及したという。

中国SNSの微博(ウェイボー)には「日本は中国の人気旅行先トップ10に入らず」という話題も登場し、ネットユーザーからは「最近、韓国はすごく人気が出ている気がする。身の回りにも韓国旅行に行った友達がいるよ」「実用外交を掲げる韓国大統領のおかげ」「私は行き先を韓国に変更した」「韓国が特別楽しいとは思わないが、海外旅行に対するみんなの執念が伝わってくる」「釜山は楽しいよ」という声や、「訪日中国人が6割増って報じられなかったっけ?」「春節(旧正月)は日本に行く人が増える」などの声も聞かれた。(翻訳・編集/野谷)

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