中国中部にある湖北省武漢市でこのほど、「空飛ぶクルマ」が飛び立つ名場面がSNSで話題となっています。武漢市はハイエンド技術産業が集中する「光谷(オプティカルバレー)」とも呼ばれ、ここで製造された全ダクト式トン級電動垂直離着陸機(eVTOL)は、空の通勤というSFの世界を現実のものにしています。
全ダクト式設計は、八つのローターを機体内部に格納することで、安全性を高めると同時に騒音を低減できます。トン級の積載能力は非常に優れています。純電気駆動によりゼロエミッション、低騒音を実現し、3秒で急速離陸、2時間充電で150kmの航続距離を実現し、さまざまな都市環境に適応します。
eVTOLの実用化計画は明確です。今年はまず貨物輸送での応用を実現し、2027年には有人分野で本格的に展開する予定です。中国民用航空局の予測によると、中国の低空経済(高度1000メートル以下の低空域でドローンなどを活用して営まれる経済活動)市場規模は、2035年に3兆5000億元(約81兆円)を突破する見込みです。(提供/CGTN Japanese)











