2026年3月7日、中国メディア・環球時報は、米誌「カレント・アフェアーズ」の記事を引用し、米国の若年層が中国への好感度を高めていると報じた。
記事は、終わりの見えない対外戦争と国内の経済的苦境に失望した米国の若者にとって、中国が希望に満ちた選択肢に映っていると紹介。
また、こうした変化は単なるネット上の流行にとどまらないとし、カリフォルニア州在住のアーティスト、ホロウさん(25)が「中国の政策は実際に庶民を助けている」と語り、年配の米国人の対中観は古くステレオタイプだと述べたことを紹介した。
そして、昨年発生した米政府によるTikTok禁止の脅威が、若者の意識変革における決定的な転換点になったと指摘。ホロウさんが「私は以前から中国を支持していたが、多くの人にとってはTikTokの禁止騒動が、現実を突きつけられるきっかけになった」と語ったことを伝えた。
さらに、中国の輸出品が米国のポップカルチャーに浸透し、ラー油ブランド「老干媽(ラオガンマー)」や世界的人気のアートトイ「LABUBU(ラブブ)」が広く受け入れられているほか、AI企業DeepSeekの大規模言語モデルが業界に衝撃を与えるなど、中国が模倣から競争・革新へと転じている現状に触れた。
記事は、米国の支配層の対中観は一般国民からますます乖離(かいり)しつつあり、若者が潮流の変化を主導していると解説。若い米国人の目に中国が「魅力的でクールな国」として映っており、この認識がすべての世代に広がりつつあると伝えた。(編集・翻訳/川尻)











