アニメーターのジャスティン・ムーンが監督を務めた同MVでは、アパートメントで暮らす人々が各々の方法でクリスマスを祝っている様子が映し出されている。ラストでは、アパートメントの住民たちが建物の屋上に集まり、降り積もる雪とオーロラを眺めている。
1984年にアルバム未収録シングルとしてリリースされた「Thank God Its Christmas」は、その年のクリスマスシーズンの6週間にわたってイギリスの音楽チャート入りを果たした後、1999年リリースのベストアルバム『Greatest Hits III』に収録された。
今回の再リリースにあたり、ブライアン・メイは「人間は、自分たちや孫の世代の幸せだけじゃなく、動物たちの権利を尊重し、地球上のすべての生き物の幸せに対して責任を負っている。このMVは少し踏み込んで、さりげなくそんなメッセージを伝えているんだ」とコメントを発表した。
メイのコメントにロジャー・テイラーはこのように言葉を添えた。「皮肉だけど、クリスマスという時期は、多くの人にとってストレスフルになりがちだ。でも、たくさんの想いや、いままで過ごしたクリスマスの楽しい記憶は、子供と責任ある大人や親たちにとっても大きな喜びでもある。ようやくクリスマスが訪れると、本当にほっとするんだ」
2020年1月、日本では4公演が予定されている。
クイーンは歌詞つきバージョンのMVもあわせて投稿した。
2つの新作MVとともに、このクリスマス・ソングを共同で作曲したメイとテイラーは、Instagramでファンに向けてクリスマス・メッセージを送った。
やったー! クイーンのクリスマス・ソングのMVの完成だ!!歌詞つきも歌詞なしも、フルバージョンはYouTubeのクイーンチャンネルで観られるからチェックしてね。 最高だ! 落ち着いたらもっと詳しいことをみんなに伝えるよ。でもそれまでは、メリークリスマス。僕のアドバイスとしては、クリスマス当日まで待たないこと! それならがっかりする心配もないからね。ブライアンより、愛を込めて。
この投稿をInstagramで見るYES !! We have a video for our QUEEN Christmas Sing !!!