2021
2025年で5年連続出演となるBE:FIRST。前人未踏の物語を紡ぐ7人とサマーソニック、その始まりは2021年のパンデミック下で行われたSUPERSONICのオープニングアクトだった。「才能を殺さないために。」をスローガンにSKY-HIが立ち上げたBMSGによるボーイズグループオーディション「THE FIRST」から生まれたBE:FIRST。2021年8月に結成メンバーとグループ名が発表され、その3日後にはプレデビュー曲「Shining One」をリリース。SUPERSONICへの出演はそこからわずか1カ月後。BE:FIRSTにとって初の有観客ライブとなった。
約半年間のオーディションで苦楽を共にした7人──SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOは広大なZOZOマリンスタジアムのステージに初めて立ち、「THE FIRST」のテーマソングであるSKY-HIの「To The First」からライブを始め、オーディションの課題曲「Move On」「Be Free」のBE:FIRSTバージョンを披露。そして、プレデビュー曲「Shining One」で締めた。気合が漲りながらも、時折笑顔を交わし合い、初めてオーディエンスの前でライブをする喜びを溢れさせた彼ら。高いスキルと個性を持った7人が合わさることで生まれる唯一無二のパフォーマンスが、初めて直にオーディエンスに届けられた瞬間だった。
2022
パンデミックを経て3年ぶりの開催となった翌2022年のサマソニ。
2022年、東京会場(©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
2022年、大阪会場(©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
2023
2023年はMOUNTAIN STAGEの3番手。BE:FIRSTの前はSKY-HI、その前はオープニングアクトのMAZZELと、BMSGのアーティストが3連続で出演することもあり、ステージ周辺には早い時間からBMSGのグッズを身に付けたオーディエンスが多く詰めかけた。MAZZELが生まれたオーディション「MISSION×2」のテーマソング「MISSION」、「THE FIRST」のテーマソング「To The First」を続け、輝かしい才能にエールを送ったSKY-HIのステージのあと、この1年間でアルバム『BE:1』のリリース、初のワンマンツアー、NHK紅白歌合戦出場、初のアリーナ公演を経験し、押しも押されもせぬ日本を代表するダンス&ボーカルグループとなったBE:FIRSTが登場。まず「Boom Boom Back」を繰り出し、自らが愛する90年代ヒップホップのテイストが色濃い”今”のBE:FIRSTを象徴するような曲で、磨き上げられた歌/ラップ/ダンスを見せつけた。
2023年、東京会場(©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
これまでSOTA、SHUNTO、RYOKIによる破壊力抜群のラップ曲「Spin!」がフェスで披露されたことはあったが、MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOによるマイクスタンドを使ってのしっとりとしたR&B「Softly」がフェスで初めて披露されたことも特筆すべき点だ。当時のインタビューでは、「Softly」が大好きなSHUNTOがプッシュしたことが語られていたが、翌日のサマソニ大阪会場での野外MOUNTAIN STAGEでは、「Move on」と「Softly」の代わりに、野外の開放感に映える「Shining One」と「Great Mistakes」を披露しており、日程が近くても会場のシチュエーションによってセットリストを変え、限られた時間の中で楽曲とパフォーマンスの魅力を最大限伝えようとする強い意志が感じられた。また、LEOがSUPERSONICから始まって毎年出演していることへの感謝を伝え、「一年の間にいろいろな経験をして『次のサマソニまでには!』という気持ちで成長してきました。うまくいかない日もあるけれど、今日あなたに会えてよかった!」と言って、別れの歌でもあり始まりの歌でもある「Bye-Good-Bye」を披露したことも、BE:FIRSTとサマソニの深い関係値を物語っていた。
2023年、大阪会場(©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
2024
国内のボーイバンドとしては異例となる、MOUNTAIN STAGEのトリを務めたのが2024年のサマソニだ。シングル表題曲としては初めてメンバーが1から制作に携わり、各種音楽チャートで116冠を獲得。新たなトレンドを作り出そうという意志を宿し、世界へと大きく手を伸ばした「Mainstream」からスタートしたライブは、序盤からドームアーティストとしての風格を漂わせていた。「Masterplan」「Milli-Billi」「Brave Generation」「Scream」……どこを切っても凄まじいクオリティで、SUPERSONICから約3年間にわたるBE:FIRSTのたゆまぬ努力と経験値の深さが見て取れた。
たくさんの観客を嬉しそうに眺めながら、LEOはトリを任されたことへの感謝と、すべてのオーディエンスを肯定するような優しく力強いメッセージを口にした。メモラブルなライブを締め括ったのは、直後にリリースを控えた2ndアルバム『2:BE』のリード曲「Blissful」。この日が初披露だった。音楽の多幸感と一体感がみるみるうちに幕張メッセに広がっていき、ステージ上の7人の笑顔が多くのオーディエンスに伝播していった。数万人による〈Oh-o-o-oh oh〉のシンガロングはこのうえない楽しさに満ちていて、その根底にはBE:FIRSTの深い音楽愛があった。
2024年、大阪会場(©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
2025
デビュー前、BE:FIRSTにとって初の有観客ライブ「SUPERSONIC」から始まり、前人未踏の5年連続出演となるBE:FIRST。6人での日本初ライブとなった「CANNONBALL 2025」は錚々たるラインナップの大トリということもあり、序盤こそ緊張が伝わったが、勝手知ったるサマソニは1曲目の「GRIT」から貫禄のパフォーマンス。「THE FIRST」からワールドツアーまでの約4年間のBE:FIRSTの奮闘を凝縮したRYOKIのラインを新たに担ったSHUNTOのラップもRYOKIへのリスペクトを宿しつつ既に板についている。
会場の暑さを気遣ったSOTAが「みんなの分、俺らが踊ります! 腰抜かすなよ!」と言ってからの「Boom Boom Back」、LEOが「初めましての人もBE:FIRSTのことを嫌いって人もいるかもしれないけど、今日こうやって会えたんだから勝手にあなたのために歌って帰ります!」と言ってからの「Great Mistakes」と、一人ひとりのオーディエンスに深く向き合ったMCを交え、最後はSHUNTOが「朝からこのMARINE STAGEで日本人の素晴らしいアーティストがたくさん歌ってくれて、ここから切り替わって海外の素晴らしいアーティストがライブをやります。僕たちは最後に日本のゴリゴリのラブソングを歌っちゃいます!」とサマソニに敬意を捧げ、珠玉の歌声で魅せる「夢中」で締め括った。
©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.
SUMMER SONIC 2026
2026年8月14日(金)・15日(土)・16日(日)
東京会場:ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ
大阪会場:万博記念公園
※BE:FIRSTは8月15日(土)東京会場に出演
https://www.summersonic.com/


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