坂本龍一が1981年に発表した3作目のソロアルバム『左うでの夢』、 1980年発売の1stシングル『WAR HEAD』、 1981年発売の2ndシングル『Front Line』、 これら3作品がアナログレコードで11月27日(水)に再発されることが決定した。 『左うでの夢』は、 「歌はうまさじゃなく声色、 ヘタでも自己表現としては音楽の中で最高のもの」と坂本本人のコメントにあるように、 自身のヴォーカルが大々的にフィーチャーされた作品。
共同プロデューサーを務めたのは、 1979年“M”名義で世界的大ヒット曲「ポップ・ミューヂック」を放ったロビン・スコット。 エイドリアン・ブリュー、
仙波清彦、
細野晴臣、
高橋幸宏などのゲスト・ミュージシャンがレコーディングに参加している。 今回のリイシュー盤には坂本の最新コメントと吉村栄一氏によるライナーノーツが付属する。
『WAR HEAD』は1980年に発売された1stシングルであり、 クリス・モスデル、 細野晴臣、 高橋幸宏、 大村憲司がレコーディングに参加。 発売当時の仕様であったクリア・パープル・ヴァイナルやポスター型のジャケットが再現されたものとなる予定。 『Front Line』はYMOの『BGM』と同時期に録音が行われた1981年の2ndシングル。 当初の発売は通常の黒いドーナツ盤であったが、 今回のリイシューに際し、 ジャケットのイメージに合わせてクリア・ブルーのカラーヴァイナル仕様となる。 これらの3作品のアナログ盤カッティングは『B-2 UNIT』リイシューとおなじくバーニー・グランドマンが担当し、 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの静岡工場でのプレス仕様となる。 また、 同時に株式会社ソニー・ミュージックダイレクトが運営するサイト「otonano」内の『B-2 UNIT』特設ページにて、 共同プロデューサーを務めた後藤美孝氏への5,000字をこえる大ボリュームの最新ロング・インタビュー(聞き手:吉村栄一)も公開された。 共同プロデューサーという視点から振り返る当時の制作背景や様子は非常に読み応えのある内容となっており、 すでに公開されているエンジニア、 デニス・ボヴェル氏のインタビューとあわせて要チェックだ。
左うでの夢
アーティスト:坂本龍一 型番:MHJL-101 価格:3,700円+税 仕様:33回転12インチアナログ 発売日:2019年11月27日 発売元:ソニー・ミュージックダイレクト オリジナル発売:1981年 プロデュース:坂本龍一、 ロビン・スコット 参加ミュージシャン:エイドリアン・ブリュー、 仙波清彦、 高橋幸宏、 細野晴臣ほか Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス 収録内容: Side 1 1.ぼくのかけら 2.サルとユキとゴミのこども 3.かちゃくちゃねぇ 4.The Garden Of Poppies 5.Relâché Side 2 1.Tell'em To Me 2.Living In The Dark 3.Slat Dance 4.Venezia 5.サルの家
WAR HEAD
アーティスト:坂本龍一 型番:MHKL-21 価格:1,800円+税 仕様:45回転7インチアナログ 発売日:2019年11月27日 発売元:ソニー・ミュージックダイレクト オリジナル発売:1980年 参加ミュージシャン:クリス・モスデル、 細野晴臣、 高橋幸宏、 大村憲司 Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス 収録内容: Side 1 WAR HEAD Side 2 LEXINGTON QUEEN
Front Line
アーティスト:坂本龍一 型番:MHKL-22 価格:1,800円+税 仕様:45回転7インチアナログ 発売日:2019年11月27日 発売元:ソニー・ミュージックダイレクト オリジナル発売:1981年 参加ミュージシャン:坂本龍一(ヴォーカル)高橋幸宏(ドラムス) Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス 収録内容: Side 1 Front Line Side 2 Happy End