株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは2020年10月23日に『なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方 新装版』(ディスカヴァー・コミュニケーション・ラボラトリー 著)を刊行。 あの人は好かれて私は嫌われる…その違いはちょっとした「ひとこと」。
誰かと話しているときにふと気になる「ひとこと」はないだろうか。その「ひとこと」はその場では流していても、 なんだか心に小さく刺さったとげのように残り、 いつかささやか仕返しとなって表出してしまうことがある。 複雑な人間関係の問題も、 振り返ってみるとそういった何気ない「ひとこと」がきっかけだったりしないだろうか。本書では、 そんなちょっとした「ひとこと」を83の具体例とともに紹介。 相手に誤解されない、 自分の気持ちが伝わる話し方を学ぶことができる。 本書は日本におけるコーチングの第一人者である伊藤守が主宰する『コミュニケーション・ラボ』での実践。
そしてそれに基づく研修や教材開発の経験を踏まえて作成。 元版は1996年に出版。 以来、 改訂や再編集を重ねて読み継がれてきた、 まさに「話し方のスタンダード」と言える一冊。 コロナ下において、 日常ではLINEやTwitter、 ビジネスでもSlackなどのテキストコミュニケーションが今まで以上に使われるようになった。そんな今だからこそ、 相手にきちんと自分の言いたいことが伝わる、 誤解されないコミュニケーションのノウハウが必要とされているはず。ぜひ、 本書から意図せず嫌われることのないコミュニケーション方法を学んでみよう。

内容抜粋

何か言われたら、 すぐ、 「わかっているよ」「知ってるよ」と答える 「つまり、 ○○ということだろう?」「要するに、 ○○なんだね」などと相手の話を要約する 相手の勧めやもてなしに対し、 「あれもよかったよ」「あそこもよかったよ」と別のもののことを話す 「ところでさ」「それより」などと、 勝手に話題を変える 相手の話を「でも」「っていうか」などと否定、 もしくは言い換える 相手が話し終わる前に、 「ふーん」「そう」と相づちを打つ 「別に」とそっけなく答える 悩みを打ち明けてきたら、 「そんなの、 よくあることだよ」と慰める 悩みに対し、 「こうすればいい」と忠告する 自分のことは、 いっさい話さない。 自分の意見を言わない 「ぼくはいいんだけれど、 みんなが」と言って、 苦情を述べる 「○○さんが好き」「ぼくの友だちがね」と、 別の人のことを話す 「○○君は、 よくやっているよ」と目の前で、 ほかの部下や子どもを誉める 「ちゃんと言っただろう」「何度言ったら、 わかるんだ」