株式会社徳間書店は、 スタジオジブリ初の全編3DCG長編アニメーション「アーヤと魔女」を手掛けた宮崎吾朗監督の素顔に迫る最新刊『どこから来たのか どこへ行くのか ゴロウは?』 を12月2日(水)より発売する。 1998年のスタジオジブリ入社以来、 現在に至るまで、 3本の長編作品と1本のテレビアニメシリーズで監督を務めてきた宮崎吾朗。
建設コンサルタント、 環境デザイナー、 そしてジブリ美術館の初代館長と多彩な経歴をもち、 現在は名古屋でジブリパークの責任者として陣頭指揮を執る彼は、 世間の厳しい目にさらされ、 父・宮崎駿と衝突してもなお、 アニメーションを作り続けてきた。 父と比較され、 時にあらぬ酷評にさらされながらも、 彼がこの道を歩み続けてきたのは一体なぜなのか。本書では、 そんな吾朗の知られざるその素顔にふたりの女性が迫る。 ひとりはタイの田舎に暮らす写真家、 Kanyada 。 そして、 社会学者の上野千鶴子──。

見出しより

“どういうつもり”でアニメーション監督に? 「ゲド戦記」で描いた父殺しの物語 ベテランアニメーターからの洗礼 父からの難題「コクリコ坂から」 ジブリの外でつくった「山賊の娘ローニャ」 「アーヤと魔女」で描いた現代を生きる子ども 破局の後を生きる子どもたちへ

本書の構成

第一部 吾朗へ  写真と言葉/Kanyada 言葉の翻案/鈴木敏夫 第二部 「吾朗さんは、 伸びしろがまだまだある。
」 上野千鶴子が聞く、 宮崎吾朗のこれまでとこれから 【年表】 ジブリ&吾朗史 (世相つき) 【解説】 この「本」は、 こうして生まれた。 スタジオジブリ 鈴木 敏夫