Amazonは6月25日、元連邦検察官や捜査官、データアナリストで構成されたグローバルチーム「偽造品犯罪対策チーム」を新たに設置したと発表した。偽造品撲滅に向けた同社の取り組みを本格的に推進する。
同社では、偽造品の出品を未然に防ぐことを偽造品対策の第一の目的としており、2019年に5億ドル以上を投資し、8,000人以上のスタッフが偽造品を含む不正行為の阻止に取り組んできた。

この取り組みの結果、2019年には、不正の疑いがある60億件以上の出品商品が削除され、250万件以上の不正アカウントが商品をひとつも出品する前に閉鎖されている。しかし今後は、Amazon、ブランドオーナーおよび法執行機関が積極的に偽造品の製造や販売を行う事業者の法的責任を追及していくことが重要であるとして、今回のチーム設置に至った。

Amazonは不正行為者に対し、より効果的に民事訴訟による提訴、ブランドオーナーと協力して共同または独立した調査を行い、不正行為者に対して刑事責任を追及できるよう、世界中の法執行機関を支援していくとしている。

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