記事はまず、日本は小さな島国で、自然資源が極めて不足しており、生活に必要な原料のほとんどが輸入に依存していると指摘した。特に、工業生産に必要な原料の対外依存が深刻で、例えば、アルミの原料は100%輸入しているほか、原油は97%が輸入だと伝えている。
また、食資源も全体的に不足していると分析した。日本は海に囲まれているので海産資源だけは豊富で漁業や養殖業が発達しており、日本は全体としては食料を自給できないので「水産物が主食になっている」と主張しているが、日本は主食用の米の自給率は100%だ。
続けて記事は、資源が不足している日本は、世界情勢の変化で資源の輸入が断たれるとすぐにでも破綻してしまうと分析した。これは、第2次世界大戦中の日本が良い例で、資源不足の極みに達した当時の日本では、国民の生活用品から金属を回収するほどだったと指摘している。
このように、日本は資源が欠乏していて対外依存が深刻だが、それでも世界第3位の経済大国としての地位を保っているのは、「高度に発達した製造業」のおかげだと分析した。日本は科学技術の研究開発に多くの費用をかけており、研究開発能力が非常に高いと説明した。資源が非常に少ないにも関わらずここまで経済的に発展し先進国となった日本は、中国の目には驚異的に映っているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)