2020東京五輪の運営については、国内外から称賛と批判の声が混在しているが、そんななかで「あるパン」が外国人記者の間で大人気となっているという。中国メディアの百家号はこのほど、多くの外国人記者が絶賛する日本のパンについて紹介する記事を掲載した。


 外国人記者たちが口々に称賛しているのは、山崎製パンの「ランチパック」だ。プレス向けの軽食として会場に置かれており、多くの記者がSNS上でランチパックがいかにおいしいかを紹介しているようだ。

 記事は、「ランチパック」はおいしいだけではなく、味の種類が豊富で口当たりが良く、しかも価格は安いと紹介。そして携帯にも便利で食べやすいことも人気の理由だと説明した。

 続けて記事は、日本人は常に新しい工夫を凝らした食べ物を研究しているとし、それゆえ「おいしい食べ物が次々と出現している」と紹介、「ランチパック」は日本に存在する美味しい食べ物の1つであるとした。そして、日本人は何事においても1つの仕事、1つの製品にこだわり、些細なことも疎かにしない国民性であるとし、こうした国民性だからこそ「日本ではおいしい食べ物が次々と出現するのだろう」と論じた。


 中国でもパンは近年人気となっており、町にはおしゃれなベーカリーショップがいたるところにある。価格は中国人の平均的な収入を考えると決して安くない店が多いが、そこそこ繁盛しているようだ。しかし、日本人の口に合うようなパンは少なく、ランチパックがさまざまな国から訪れている外国人記者にも人気というのは、それだけ「ランチパック」が万人受けする味だということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)