中国の自動車市場では近年、日本メーカーが躍進しシェアを伸ばしているが、韓国メーカーは苦戦を強いられている。これは、韓国車の品質が日系車に劣ることを意味しているのだろうか。
自動車修理工として10年の経験があるという配信者は、「韓国車はコストパフォーマンスに優れており、修理しやすい車だ」と述べている。韓国車は大きな修理が必要になるような「深刻な問題」はあまり発生しないそうだ。小さな修理は必要になるが、どの車種も部品が同じで修理工からするととても修理しやすいという。
それで、全体的には韓国車の品質は決して日系車に劣ることはないとしている。中国では韓国車の売れ行きがあまり良くないが、世界的にはよく売れており、「エンジン、トランスミッション、シャーシのすべてを自主開発している韓国車は実力がある」と高く評価している。
これに対し、中国のネットユーザーからは「家庭用なら、日系車か韓国車を選べば間違いない」、「これまで韓国車を3台乗り継いできたが、どれも運転しやすく耐久性が良かった」、「韓国車の品質は日系車とさほど変わらない。でも値段は日系車よりずっと安いからコスパが良い」など、同意するコメントが多く寄せられた。
しかし、「配信者の言うことは理に適っている。ただ燃費が悪い」との意見や、「韓国車はまずまずなんだけど、ブランド力で劣る。見栄を張りたがる中国のユーザーには合わない」という声もいて、中国市場で苦戦しているのには理由もあることを指摘していた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)