投資家心理がやや上向く流れ。
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)と電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)がそろってストップ(10.0%)高、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が8.6%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.8%高で引けた。
医薬株も物色される。浙江華海薬業(600521/SH)がストップ(10.0%)高、康縁薬業(600557/SH)が4.6%高、人福医薬集団(600079/SH)が3.6%高、河南太龍薬業(600222/SH)が2.8%高で取引を終えた。消費関連株、自動車株、海運株、インフラ関連株なども買われている。
半面、石炭株はさえない。中国神華能源(601088/SH)が2.7%、陝西煤業(601225/SH)が1.3%、中国中煤能源(601898/SH)が1.0%ずつ下落した。公益株、空運株、銀行・保険株、不動産株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)高の259.43ポイント、深センB株指数が10.49ポイント(0.86%)高の1235.65ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)