インフレ懸念の高まりが重しとなる流れ。
業種別では、消費関連の下げが目立つ。免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.3%安、百貨店の王府井集団(600859/SH)が4.1%安、宝飾品の老鳳祥(600612/SH)が3.7%安、スーパーの三江購物(601116/SH)が3.5%安、小売の上海百聯集団(600827/SH)が3.2%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.6%、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が1.2%で引けた。
不動産株も安い。新城控股集団(601155/SH)が5.3%、信達地産(600657/SH)が4.4%、緑地HD(600606/SH)が3.3%、金地集団(600383/SH)が3.2%ずつ下落している。金融株、ハイテク株、エネルギー株、医薬株、素材株、運輸株なども売られた。
半面、自動車株は物色される。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.81ポイント(2.04%)安の231.41ポイント、深センB株指数が11.08ポイント(0.99%)安の1102.91ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)