投資家のセンチメントが上向く流れ。
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。ディスプレー基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)と電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)がそろってストップ(10.0%)高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が8.2%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が7.6%高、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が5.0%高で取引を終えた。
医薬株も急伸。人福医薬集団(600079/SH)がストップ(10.0%)高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が9.6%高、天士力医薬集団(600535/SH)が9.4%高、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が8.3%高、津薬達仁堂集団(600329/SH)が8.2%高で引けた。
証券株も高い。国金証券(600109/SH)が7.9%、中国銀河証券(601881/SH)が6.9%、太平洋証券(601099/SH)が6.8%、中原証券(601375/SH)が6.5%、中信証券(600030/SH)が4.8%ずつ上昇した。消費関連株、銀行・保険株、素材株、軍事関連株、インフラ関連株、運輸株、不動産株、公益株なども買われている。
半面、エネルギー株の一角はさえない。中国中煤能源(601898/SH)が3.1%、中国石油天然気(601857/SH)が2.3%、中国神華能源(601088/SH)が1.0%ずつ下落した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が8.12ポイント(3.47%)高の242.46ポイント、深センB株指数が27.55ポイント(2.82%)高の1005.18ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)