４日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比７．２９ポイント（０．２２％）高の３３２４．２１ポイントと３日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
業種別では、軍需産業の上げが目立つ。航空宇宙製品の江西洪都航空工業（６００３１６／ＳＨ）がストップ（１０．０％）高、航空製品の中国航発航空科技（６００３９１／ＳＨ）が６．６％高、軍用電子機器の中国海防（６００７６４／ＳＨ）が５．０％高、弾薬・ロケットの長城軍工（６０１６０６／ＳＨ）が４．７％高、衛星・ロケット用システムの航天時代電子（６００８７９／ＳＨ）が３．５％高で取引を終えた。
ハイテク株も物色される。リニア駆動制御システムの浙江捷昌線性駆動科技（６０３５８３／ＳＨ）がストップ（１０．０％）高、電子機器メーカーの国睿科技（６００５６２／ＳＨ）が６．１％高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技（６０３９８６／ＳＨ）が３．８％高、パワー半導体の杭州士蘭微電子（６００４６０／ＳＨ）が３．４％高、通信機器・ＩＣ設計の上海貝嶺（６００１７１／ＳＨ）が２．７％高で引けた。医薬株、証券株、不動産株、素材株、運輸株なども買われる。
半面、石油・石炭株はさえない。
一方、外貨建てＢ株相場は、上海Ｂ株指数が０．０４ポイント（０．０２％）高の２６２．６０ポイント、深センＢ株指数が０．３０ポイント（０．０３％）高の１２１１．６４ポイントで終了した。
（編集担当：亜州リサーチ＝サーチナ）
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
国政助言機関の全国政治協商会議が４日にスタートし、各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が５日に開幕する。当局は景気浮揚のため、追加の景気刺激策を打ち出すとの見方も高まる状況だ。ただ、上値は重い。米中貿易戦争のエスカレートが危惧されている。トランプ米大統領は３日、中国に対する追加関税を１０％から２０％に引き上げる大統領令に署名。それに対し、中国政府は４日、米国産の鶏肉や小麦、トウモロコシなどに最大１５％の追加関税を賦課すると発表した。（亜州リサーチ編集部）
業種別では、軍需産業の上げが目立つ。航空宇宙製品の江西洪都航空工業（６００３１６／ＳＨ）がストップ（１０．０％）高、航空製品の中国航発航空科技（６００３９１／ＳＨ）が６．６％高、軍用電子機器の中国海防（６００７６４／ＳＨ）が５．０％高、弾薬・ロケットの長城軍工（６０１６０６／ＳＨ）が４．７％高、衛星・ロケット用システムの航天時代電子（６００８７９／ＳＨ）が３．５％高で取引を終えた。
ハイテク株も物色される。リニア駆動制御システムの浙江捷昌線性駆動科技（６０３５８３／ＳＨ）がストップ（１０．０％）高、電子機器メーカーの国睿科技（６００５６２／ＳＨ）が６．１％高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技（６０３９８６／ＳＨ）が３．８％高、パワー半導体の杭州士蘭微電子（６００４６０／ＳＨ）が３．４％高、通信機器・ＩＣ設計の上海貝嶺（６００１７１／ＳＨ）が２．７％高で引けた。医薬株、証券株、不動産株、素材株、運輸株なども買われる。
半面、石油・石炭株はさえない。
中国海洋石油（６００９３８／ＳＨ）が２．９％、中国石油天然気（６０１８５７／ＳＨ）が２．７％、中国石油化工（６０００２８／ＳＨ）が１．４％、中国中煤能源（６０１８９８／ＳＨ）が２．０％、陝西煤業（６０１２２５／ＳＨ）が１．５％ずつ下落した。銀行・保険株、公益株、食品・酒造、小売の消費株も売られている。
一方、外貨建てＢ株相場は、上海Ｂ株指数が０．０４ポイント（０．０２％）高の２６２．６０ポイント、深センＢ株指数が０．３０ポイント（０．０３％）高の１２１１．６４ポイントで終了した。
（編集担当：亜州リサーチ＝サーチナ）
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