中国は来週24日、国連安全保障理事会(UNSC)の非公式会合を招集する方針だ。関税を「いじめの武器」として利用する米国を非難し、同国に対する対応を議論する。
香港紙・信報など複数メディアが17日付で伝えた。
 中国は国連加盟国を全て招待。各国に宛てた書簡で、「全ての国、特に発展途上国が被害者になっている」と指摘した。「米国による関税の武器化は国際的な貿易ルールを違反しており、世界経済と多国間貿易システムに深刻な衝撃と混乱を招いた」と非難している。
 安保理の常任理事国は中国、フランス、ロシア、英国、米国。非常任の10カ国は足元でアルジェリア、デンマーク、ギリシャ、ガイアナ、パキスタン、パナマ、韓国、シエラレオネ、スロベニア、ソマリアが務めている。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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