前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が3.3%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が2.7%安、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が2.5%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.1%安で引けた。
産金・非鉄株もさえない。赤峰黄金(600988/SH)が4.3%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.7%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.1%、中国アルミ(601600/SH)が1.8%ずつ下落した。エネルギー株、自動車株、海運株、インフラ関連株、公益株、保険・証券株なども売られている。
半面、医薬株はしっかり。浙江医薬(600216/SH)が3.1%、馬応竜薬業(600993/SH)が3.0%、津薬達仁堂集団(600329/SH)が2.7%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.0%、人福医薬集団(600079/SH)が1.8%ずつ上昇した。不動産株、銀行株、酒造株、通信株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.67ポイント(1.03%)安の256.88ポイント、深センB株指数が0.56ポイント(0.05%)安の1190.25ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)