北京オリンピックの開会式を国家体育場の「鳥の巣」で見学した中川美術館の中川建造館長は、チャイナネットのインタビューで、開会式についての印象などを紹介した。

関連写真:そのほかの北京五輪の報道写真

 開会式の印象について中川建造館長は、「北京オリンピックの開会式は、世界的にも有名な張芸謀監督が指揮しており、どのように展開するのだろうかと興味津々だった。


 第一印象はすばらしいリズムで、写真をとろうと用意をしたが、あっという間に舞台が変わった。写真を撮ろうと思うと次の舞台が出てくる。このスピードで、夜の8時から午前零時過ぎまで観客は魅了された。

 おそらく世界中の人々もとてもびっくりしたと思う。直接、会場で見る4時間半はとてもすばらしかったと話す。

 また中川館長は、「今回の開会式は『文化の金メダル』。今までロサンゼルスやソウルなど様々な開会式が開かれたが、今回の開会式はオリンピック史に残るだろう」と、北京オリンピックの開会式を高く評価した。

 資料:中川建造氏について

 広島県福山市に生まれる。学習院大学卒業、中川美術館館長。美術評論家連盟 会員(美術評論家)(事務局/東京国立近代美術館内)日本中国文化交流協会 顧問倉敷芸術科学大学 元非常勤講師(現代芸術論)人民中国雑誌社顧問(中国 唯一の日本語雑誌)。

 中国美術に傾倒し長年にわたり蒐集し、アメリカの美術雑誌で世界の美術トップコレクター200人に選ばれる。中国芸術美術品の蒐集では、世界的に高い評価を受けている。
中国では、「中国美術の宣教師」と称され、中国美術を日本国内、そして世界に長年にわたり紹介し宣教師の役割を果たしている。

 写真は8日に行われた開会式の様子。


※この記事は、中国で唯一対外放送を行う国家放送局の「中国網(チャイナネット)日本語版」による提供です。中国網は中国国務院新聞弁公室の指導を受けて、中国互聯網新聞中心が各国語で運営する、中国政府による中国情報ポータルサイトです。URL : http://japanese.china.org.cn/

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