業界関係者によると、中国電子商会はこのほど、デジタルカメラに関する調査結果を発表した。中国で販売されるデジタルカメラの故障率は12.9%で、これは一般的な家電製品の2-4倍に上る。
京華時報が伝えた。

 中国のデジタルカメラ市場は長期に渡って順調な成長を続けており、2008年9月時点の大都市におけるデジタルカメラ所有率は60%以上で、特に北京市では68%に上る。

 調査によれば、消費者の製品に対する満足度は100点満点中わずか65点。不満が集中しているのは故障や修理費用に関する項目で、最も故障が多いのは電池とレンズだった。また故障に関するクレームが多いのはコダック、富士フイルム、オリンパスといったメーカーだという。(編集担当:入澤可織)

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