チャイナ・ネットはこのほど、「史上で最も感動的なペット映画ランキング」として、上位10作品と、その解説を掲載した。第1、2位はいずれも日本の作品。
第3位は日本映画のハリウッドでのリメイク版だった。

 第1位は、中村獅童さんらが出演した『いぬのえいが』。「オムニバス形式でつづられる犬と人の物語は、涙なしで見ることはできない」と評した。

 第2位は『盲導犬クイールの一生』。「原作の小説の情感は映画でも完全に受け継がれ、画像化されたことで、さらに感動の度合いが増した」と、『いぬのえいが』と同様に、極めて高い評価だ。

 第3位は『南極物語』。
1983年に公開された日本映画を、ディズニーが2006年にリメイクした作品。物語は米国の南極観測隊に置き換えられているが、ストーリーはほぼ同じだ。

 第4位は『名犬ラッシー 家路』。1943年の米作品で、エリザベス・テイラーが主演している。第5位は2006年作品の『ラッシー』で、43年作品のリメイク版。

 第6位以下は、『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏』(米作品)、『スノー・ドッグ』(米)、『わが家の犬は世界一』(中国)、『キャッツ&ドッグス』(米)、『シャギー・ドッグ』(米)と続いた。


 チャイナ・ネットのランキングは、中国で比較的知られている作品を対象にしたとみられる。そのため、「超古典」とされる1943年の1作品以外は、2000年以降の作品がほとんど。中国からは1作品を選んだ。

 中国では都市部を中心に、ペット・ブームが続いている。写真は北京市内の路上で販売される子犬。中国新聞社が10月8日に配信。
北京市内でペットとして飼われる犬は53.4万匹になり、ペット・ショップ、ペット・フード、動物病院、ペット墓地など、関連産業の規模が拡大している。(編集担当:如月隼人)

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