日本の元タレント。中華圏でも知名度が高く、ファンも多かったとされる。
2007年に芸能界を引退。腎盂炎と報道された。その後もブログを公開していたが、2008年12月24日、自宅マンションで死亡しているのが発見された。
中国語圏で知名度が高まったのは、台湾の人気歌手、周華健が李宗盛、黄品冠と歌った『最近比較煩(このごろ少し、わずらわしい)』がきっかけだった。リリースは1998年。歌詞の中に「飯島愛とのディナーを夢に見た。夢の中、レストランの照明はとても暗かった。あの青い錠剤は、探してもみつからなかった」とあり、2000年ごろから中国(大陸部)でも「飯島愛とはだれか」との関心が高まった。
インターネットの普及期でもあり、インターネットで「飯島愛」を検索することで、飯島愛の画像を中国人が目にすることになり、同時に日本での「AV」人気そのものが広く知られるようになった。しかし、中国などでは「飯島愛イコールAV女優」のイメージが定着。そのため、「常識破りの大胆発言も、性格がすなおだから」などとして人気が出た、芸能生活後半の日本の芸能界におけるキャラクターの確立は、あまり知られていない。
なお、日本在住の中国人からは「セクシーさだけが売り物ではなく、芸能生活の最後の時期のテレビ出演では、懸命に努力して勉強していることがよくわかり、好感度が増した。亡くなったのは信じられない。本当に残念」(40代・女性)といった、日本人ファンと同様な声が聞かれる。(編集担当:如月隼人)
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