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米国人は頻繁に「愛している」と口にするが、日本人に対しては言わないほうが賢明だ。日本人に「愛している」と言ってはいけない理由は主に二つあり、一つは日本人は米国人と違って、公共の場所で愛情を表現するのが下手な民族だからである。
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米国人は公共の場所だろうがプライベートな場所だろうが、頻繁に「愛している」と口にする。米国の学者が統計を取ったところ、ハリウッド映画で最も多く使用された台詞は「愛している」だったという。米国人の夫婦が一日に「愛している」と言う回数が3回未満だったら、その夫婦は離婚調停中に違いない、というジョークがあるほどである。
一方、日本人は米国人と異なり、公共の場所で「愛している」などと口にしたら、言ったほうも言われたほうもバツの悪い思いをすることだろう。日本人は日常生活の中で「愛している」と口にすることは多くなく、その時の状況に応じた形で気持ちを伝えるのである。例えば、朝、出勤する夫に向かって「気をつけて行ってらっしゃい」という言葉がそれにあたる。
日本人に「愛している」と言ってはいけないもう一つの理由は、日本人が愛を伝える相手は夫から妻、親から子、男性から女性などの場合に限られているからであり、強者から弱者への愛情を表現する際に使用されるのが一般的だからである。もちろん、その逆においても問題ないが、やはり不自然である。例えば、愛妻(男性から女性)や愛児(親から子)という言い方は存在するが、愛夫や愛母という言い方は存在しない。
日本において「愛している」という言葉は比較的特殊でプライベートな場合においてのみ言うことができる。もし日本で美しい女性と知り合い、彼女に気持ちを伝える際なら口にすることは出来るだろうが、そのほかの状況で日本人に「愛している」と言うのは日本人の習慣にそぐわないため、避けたほうが無難だろう。(編集担当:畠山栄)
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