目北京時間15日午前9時頃、深セン市福田区にある7階建てマンションで突然大きな物音がし、付近の住民が駆けつけてみると若い女性が血まみれになって倒れて動かなくなっているのが発見された。病院に運ばれた女性には応急処置が施されたが同日午後1時半に死亡が確認された。死亡したのは深セン大学に通う19歳の3年生、楊倩さんで、警察では自殺と見て捜査を進めている。ネット上では楊さんの写真が流れ、美人女子大生の自殺に驚きの声があがっている。
楊さんは容姿端麗で、学内では有名な「校花」(ミスキャンパス)と呼ばれていた。また明朗活発な性格で、大学では国際貿易を専攻しており成績も優秀だったという。また、学生リーダーに選ばれ、新入生の受け入れ作業を行っていた。家族の話では、自殺する前の週に新入生受け入れ関係の作業でミスを犯し、講師から激しく叱責されていたという。叱責を受けた楊さんは泣きながら帰宅、その後も食欲不振、不眠、情緒不安定などの症状が出ていたため親が大学に連絡して心理カウンセリングを行うよう求めたが、大学側の理解が得られず、翌日にマンションから飛び降りたという。学校側はこれを否定している。
楊さんのブログには、自殺する4ヶ月前に「命や生活を大切に!」と書き込まれていたという。真相は謎に包まれたままだが、ある社会学の専門家は19歳の「優等生」の自殺について、「90年代生まれの大学生の多くは問題解決能力や挫折に耐える能力が低くなっている。
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