写真は出土品のひとつ、人面獣身像。
墳墓群は、西高村中心部から南部の高地に向かう坂にある。これまでに、青磁や銅器、墓志など副葬品約150点が出土した。河北省文物局の謝飛局長は「出土品は良質で、年代もはっきり分かる。北朝における葬儀や墳墓を研究する上で、標準的なサンプルになる」と、調査の成果を高く評価した。(編集担当:如月隼人)
【関連記事・情報】
・「劉備の墓認定」に動き…曹操の墓に対抗、「動機不純」の批判も(2010/01/25)
・曹操の墓…「断定の決め手」は盗掘者が持ち出した石板だった(2009/12/28)
・湖南省で6500年前、新石器時代の遺跡を確認(2008/12/22)
・専門家「???…」、遺跡から「スイス製腕時計」出土-広西(2008/12/15)
・秦代の大規模遺跡発見、周囲は「盗掘村」で乱闘発生(2008/03/18)