日産と広州汽車集団の合弁トラックメーカー、広汽日野汽車は、2009年9月に生産を開始した大型トラック「HINO700シリーズ」の巡回販促活動を4日から6日にかけて河北省3都市で展開する。商品説明や試乗を行い、記念品も用意する。
中国商用汽車網が伝えた。

 日野ブランドのトラックは、45歳以上の中国人にはあまりなじみがない。07年に広汽日野が設立される以前、日野ブランドの中古トラックは市場に出回っていたが、国産トラックが主流な当時の中国で、日野トラックは商用車界における「神話」になっていた。今回の販促を通じ、より多くの消費者に日野トラックを身近に感じてもらい、ブランドの浸透を図る狙い。

 広汽日野が生産する「HINO700シリーズ」は、エンジンは日本からの輸入品と、上海日野発動機で生産する中国製を併用。コア部品はすべて日本製を使用している。(編集担当:中岡秀雄)

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