同作品の製作期間は約2カ月。金を使用した作品の中でも世界最小とされ、「彫刻の技法における新たな記録」などとして注目を集めている。
陳逢顕氏による作品はいずれも、顕微鏡を使わないと見ることができないほどの微小な文字や絵柄が表現されている。同氏はこれまでにも、米粒やカプセル薬中の粉薬に文字を書き入れるなどして話題を呼んだ。
また、同氏が今回モチーフとした急須は、「世界最小の急須シリーズ」として人気が高い。2008年には、赤ひすいの粉で作った作品も「お目見え」している。今回の急須の大きさは、金作品として世界最小だとされる。
添付のメモには、「世界最小“黄金茶壷”、材質:純金、サイズ:0.15×0.1×0.17センチ(cm)、作者:台湾 陳逢顕」と記されている。(編集担当:金田知子)
【関連記事・情報】
・米粒の上の「万里の長城」…台湾の“極微芸術家”が作品披露(2010/10/21)
・針の穴も楽々通る「世界一小さい急須」が北京に到着(2008/06/13)
・【写真】世界最小!粉薬に肉筆8文字、薬効を保証(2007/07/24)
・「世界で最も金準備高が高い国はどこか」…中国6位、日本9位(2010/12/16)
・上海ディズニーは面積116ヘクタールで世界最小「ミニランド」(2009/11/24)