四川省成都市・一環路西段19号院の賃貸マンションで14日午後5時ごろ、各世帯で使用中の電球が爆発しはじめた。その他の家電製品も次々に火を吹いた。
成都商報が報じた。

 住人女性によると、食事のしたくをしている時に電球が普段の何倍にも明るくなり、次の瞬間に爆発した。同時に、通電中の電気炊飯器も青い煙を出しはじめた。

 その他の世帯も同様で、電球だけでなく「扇風機が煙を出した」、「テレビが火を吹いた」、「冷蔵庫が燃え出した」、「パソコンもやられた」などの訴えが相次いだ。

 何らかの理由で、家庭用のコンセントに高い電圧がかかったためとみられる。修理作業員を呼んだが「今日は修理できない」と言い、引き返した。15日も「まだ電気は使えません」との通知があり、住民は再び暗く不便な夜を過ごした。(編集担当:如月隼人)

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