女優の紅音ほたるさんが1日、湖北省武漢市内で行われた「エイズ防止イベント」に姿を見せた(写真)。当初は同市内の華中師範大学で臨時講師を務める予定だったが、賛否両論が噴出。
企画者は「混乱を避けるため」として予定を変更した。中国新聞社が報じた。


 紅音さんは、台湾HIV基金の「HIV予防大使」だ。華中師範大学の彭暁輝教授が、「性学」の講義で臨時講師を務めてもらおうと企画した。

 彭教授が受け持つ「性学」の授業は、20年間にわたり続いており、これまで1万8000人以上が受講したという。彭教授は「紅音さんと交流することで学生にHIV感染防止の意識を高めてほしかった。性の問題についても探求してほしかった」、「紅音さんが成人向け作品の女優だったという部分だけに一般の興味が集中してしまった」と残念そうだった。(編集担当:如月隼人)
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