韓国の男性アイドルグループ「東方神起」の元メンバーで現在は「JYJ」として活動する3人が、東方神起の時代に所属していた事務所SMエンターテインメント(以下、SM)を相手取り、専属契約の無効を求めた裁判で、双方は28日、専属契約を解消し和解した。複数の韓国メディアが報じた。


 JYJが現在所属している事務所「シージェス・エンターテインメント」は同日、東方神起として活動した時代にSMと結んだ契約が、法廷闘争が始まった2009年7月31日付で解消し、双方が起こしたすべての訴訟も取り下げたと明かした。

 SM側は、「『東方神起』として活動する意思のない3人をマネージメントする理由はない」とし、残る2人のメンバーへの影響も考慮し、裁判を終了させることが最善と判断したと説明した。

 今後、JYJとSMはそれぞれの活動に専念する。和解により双方の活動に大きな変化はないとみられているが、JYJ側はこれまで活動が制限されてきた音楽番組への出演が可能になるという。

 2004年に、SMのアイドルグループ「東方神起」としてデビューしたジェジュン、ジュンス、ユチョンは、09年7月に専属契約の効力停止を求める仮処分を申請した。5人組で活動していた「東方神起」は2人組となり、新たに「JYJ」となった3人はSMとの長い裁判闘争へと突入した。
この裁判は、韓流人気の裏に隠された不公正な「奴隷契約」問題を明るみに出し、韓国芸能界の契約関係を変えるきっかけとなった。(編集担当:新川悠)