日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、『NHK紅白歌合戦』と12月21日に放送されたテレビ朝日の『ミュージックステーション~スーパーライブ2012~』について、「日本の年の終わりの2大音楽番組には、K-POPスターが出演しない。紅白歌合戦の出場歌手50組は、日本国籍を持つ芸能人のみと発表された。また21日放送の『ミュージックステーション』の出演者リストも、日本人歌手で占められていたのが現状だ。昨年は東方神起、少女時代、KARAが出演していたというのに、今年はすべて外され大きな違い。竹島問題の影響が、まだ残っているかもしれない。問題が浮上し4か月が過ぎた現在も、韓国の芸能人たちは日本の芸能界に拒まれている」としている。
また『紅白歌合戦』よりは台湾の人々の認知度が薄い『ミュージックステーション』について、「1986年10月にスタートした長寿番組」、「毎年12月に行われるスーパーライブは今年21回目で、観客は12万人の中から選ばれた2000人。スタッフは通常の5倍以上の約2300人が稼働し、3900個の弁当が用意された。初登場の“ソナーポケット”や、次代を担う“凛として時雨”といったバンドも出演し話題になった」といった情報を伝えている。
続けて「出産後初出演の倖田來未は真っ赤なドレスを着て、ママらしいコメントを発言。AKB48を卒業した前田敦子は、元仲間たちとステージ共演を果たしたが転倒しそうになる場面があった。Kinki Kids、SMAP、嵐、福山雅治、EXILEといった人気スターが多数出演しており、来年3月に台湾コンサートを開く西野カナの姿もあった。
台湾では2013年年明け早々に、今年のスーパーライブの放送が予定されているとのこと。台湾のJ-POPファンにとっては、必見番組となるだろう。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)