北京時間23日午後0時18分(日本時間同日午後1時18分)、遼寧省の遼陽市と同省瀋陽市の境界部分でマグニチュード5.1の地震が発生した。震源の深さは7キロメートルと、浅い部分で発生した地震だった。
同地震で瀋陽市内などで強い揺れを感じた。一時、携帯電話も接続できなくなった。中国新聞社が報じた。

 瀋陽市内に住む男性によると、外出しようとしていた時に地震が発生した。「もう少し強く揺れたら、立っているのが難しかったかもしれない」揺れをかんじたという。

 地震直後に携帯電話を使おうとした人も多かったが、通話できなくなったという。
回線が混雑したことが原因の可能性があるが、自宅でパソコンをつかっていたところ、インターネットへの接続が断続的になったと話す人もいる。
 遼寧省内では、建築物の壁などに亀裂が入ったとの報告があるが、今のところ建物の倒壊は確認されておらず、死傷者も出ていないもようという。

 同地震の震央は北緯41.5度、東経123.2度の地点で、震源の深さは7キロメートルと浅かった。(編集担当:如月隼人)