本作の初ドラマ化は1996年の日本で、初代・直樹を演じたのは当時19歳だった柏原崇。「漫画の中から出て来たような、正真正銘の美少年。だがイケメン度の評価は高いものの、演技が固いという指摘もあった」と報じており、「頸肩腕症候群のため活動を休止していた時期もあったが、回復しつつある。2010年には内田有紀との熱愛が発覚した」など、近況も伝えている。
続いてのリメイク作は台湾で、直樹役は1982年生まれで身長188センチの鄭元暢(ジョセフ・チェン)。「柏原崇ほど外見はカッコ良くないかもしれないが、細かい設定まで忠実に再現された脚本により、ジョセフは見事な演技を披露。実力が発揮でき、大ヒットドラマになった。現在も人気俳優として活躍中だ」と、ジョセフの当たり役であるとした。
韓国版の直樹は1986年生まれの金賢重(キム・ヒョンジュン)で、「明るくてコミカルなキャラクター。そのためオリジナルの日本の直樹とは、全く違う人物のようになってしまった」という。
また、最新リメイク・ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』が現在日本で放送中であることを伝え、「直樹を演じる古川雄輝について、インターネット上では不満の声があがっている。だが見続けている内にファンになる女性もいる様子。1987年生まれで今年26歳、帰国子女で英語が堪能な慶応大学出身」と、高学歴な俳優であると紹介した。中華圏で“イタキスの直樹”と言えば、ジョセフ・チェンのイメージがまだまだ根強く残っているようだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)