先日、中国国内のネット上で同省安陽市にあるホテル「万匯大酒店」に旭日旗が掲げられているとの書き込みがあり、国民感情を傷つけるものだとして多くのネットユーザーや市民が旗の撤去を呼びかけた。
記事は、騒動発生後の27日午前にホテルに行ってみたところ、すでに旗が撤去されていたこと、現地の行政当局の関係者がホテルを訪れたことを伝えた。そのうえで、ホテルの社長が「あるは日本の軍旗ではない」とコメントしたを紹介した。
社長は旗が旭日旗ではなく、風水に関連したものであるとした。そして、掲げた経緯について、8月末に開業した直後にある株主が急死、ホテルの風水が良くないとの指摘を受けたこと、そこで風水師の指示に従って例の旗を掲げたことを説明した。
記事は、旗が日章旗のように白地ではなく、黄色地であったと紹介。社長が「ある人から日本の軍旗にそっくりだといわれて驚き、急いで撤去した」と語ったことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)