■「成龍(ジャッキー・チェン)」写真特集
不満というのは中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)によるもので、「トップスターの出演料が高過ぎて、制作費の振り分けに支障が出る。準備や撮影に資金を回すことが困難になって良い作品ができない」という指摘。映画業界では「ジャッキー、李連杰(ジェット・リー)、周潤発(チョウ・ユンファ)の出演料が最も高い」と、名指しされた。
ジャッキーは「ノーギャラで出演した作品もあります」と報告し、「例えば『ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖)』。出演料を手にしなくても、数億元稼ぎ出した。出演料を比べるのではなく、興行成績が重要だと思います。僕の出演料は指摘されるほど高くはなく、そこそこの金額だと思っています」と説明した。
そして「新作『警察故事2013』の共演者の劉〓(リウ・イエ/〓は火へんに華)は、出演料が僕より高額だったりします。息子の房祖名(ジェイシー・チャン)は、1万元(約17万円)で仕事を受けることもある」と主張。続けて「高額な出演料を手にする俳優は、それなりの価値がある人物。出演して顔をちょっと出すだけで、ヒットが約束される俳優もいます。この業界で苦労がたえないのは裏で支えるスタッフたち。