ビンビンが演じる武則天は、中国史上唯一の女帝とされている歴史上の人物だ。台湾の日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」によると、ビンビンは本ドラマで14歳から80歳までを演じるそうで、「七変化を見せる。
老女になる訳だが、“それぞれの年齢に意味がある、彼女の人生を完成させるのです。私はただゆっくりと老いていくのを演じるだけ”と、ビンビンは語った」とのこと。1人の女性を演じる決意の元、段々老いていくのは自然に表現できるそうなのだ。
ドラマ出演は『ラストロマンス~金大班~』以来で、約6年ぶりの撮影になるというビンビン。幅広い年齢や勇ましい性格を演じることで早くも注目を浴びているが、魅力的な『武則天』になるだろうと、期待がかかる。製作費はなんと3億元(約50億円)と伝えられ、これまで何度もドラマ化や映画化された人物だけに比較されることも多いだろう。
中國時報は、ビンビンは「武則天を演じることが、子どもの時からの夢でした」と語っていたことを伝えており、台湾でも注目されていることがうかがえる。中国での放送は2014年末を予定しているが、同時放送がない場合はいつ見れるのかと台湾のファンをヤキモキさせそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年6月撮影)
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