日本では自転車の乗車マナー悪化や事故の多発によって、自動車運転に対する規制や取り締まりが厳しくなる傾向にある。台湾メディア・東森新聞雲は17日、日本で生活する台湾のネットユーザーが自転車に乗車中に2度警察官に呼び止められた経験を紹介する記事を掲載した。


 記事はまず、1回目に「警察のお世話」になった経験を紹介。夜に無灯火で自転車に乗っていたのを警察官に見つけられ、交番まで連れて行かれたとした。カバンの中の荷物を調べられ、根掘り葉掘り質問されたうえ、本部に電話を入れて前科の有無を確認されるなど約2時間にわたって「拘束」されたと伝えたほか、「500円を払って防犯登録することをお勧めする」とし、防犯登録をしていなかったゆえに余計に面倒なことになったことを説明した。

 続いて2回目は、イヤホンで音楽を聴きながら運転していた時だったという。日本ではイヤホンを着けたままの運転が禁止されていること、このためにまた2時間交番に滞在する羽目となったことを紹介。警官から厳しい顔で見られ、また本部に連絡して身元照会されたとした。一方で、台北の地下鉄の乗り方、お勧めの観光地、台湾のグルメなどについての会話もしたことも併せて伝えている。そして、「こうして私は2回の『市民外交』に成功した。しかも警察の中でだ」とした。

 無灯火運転も、イヤホンで音楽を聴きながらの運転も、やってはいけないことである。見つかると面倒なことになる、という話が伝わることで、そのような自転車の運転が減ればいいのだが……。「その程度で済むなら、ちょっとお世話になってみようか」などと考える輩が出現しないことを祈りたい。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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