星占いに用いられる星座の1つに乙女座がある。中国語では「処女座」だ。
8月23日から9月22日生まれ、まさに今の時期に生まれた乙女座の人たちは、「整理好き」、「完璧主義」といった性格の持ち主だという。もちろん、星占い上の話であり、それを信じるか信じないかはあなた次第、だ。

 中国メディア・今日頭条は12日「日本人はみんな乙女座だ ビンやボトルの全てに強迫症の気配が」とする記事を掲載した。

 記事は、洗面台に洗顔液などの各種ボトルが無造作に並んでいる画像を示したうえで「普通の家庭のパウダールームはこんな感じだ」と説明。そのうえで「しかし、日本人は違うのである。洗剤、クリーナー、ソープ、シャンプー……高さや色がしっかり揃えられていて、まるで雑貨屋だ」と解説した。そして、「生活の秩序に対して強迫症的な追及をする日本人としては、やらなければいけない作業なのである」と論じている。

 また、「病的なまでにこだわる客のために、商店も煩うことなく彼らのニーズを満たそうとする」とし、日本国内のブランドが「統一感」をコンセプトにボトルのデザインやラベルを揃えた洗面、洗濯用品を発売していることを紹介。統一感とともにシンプルさがありながらも、どの製品であるかが一目瞭然であることを画像付きで解説した。

 「強迫症」、「病的」という表現はいささか乱暴ではあるが、日用品に統一感を持たせる、きれいに配置するといったこだわりを持つ日本人は確かに多いかもしれない。そのような「こだわり」が、日本人のモノづくりの精緻さにつながっていると考えることもできるし、消費者のニーズとなって製造業を成長させる原動力になるとも考えられる。

 中国の製造業の変革には、「病的」とは言わないまでも、消費者である市民たちが何がしかの「こだわり」を持ち、それをニーズに昇華させていくことが必要だろう。
そして、企業側もニーズを探るためのアンテナを張り巡らせる努力を怠らないことだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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