記事は、自由で豪快な米国人がムキムキなスーパーカーやV8エンジンを積んだピックアップトラックを好む一方で、日本では「セダンと同じ形のハイスペックカーが好かれる」と説明。「これには一体どういう要因があるのだろうか」と問題提起した。
そのうえで「メーカーの好み」、「燃料節約、低燃費の必要性」、「カーブの多い路面」、「家庭のファーストカーとしてのニーズ」、「地味な外見を好む日本人の性格」、「改造文化の発展」といった要素から、日本人の「スポーツタイプセダン好き」を分析。古くからモータースポーツに関わってきた日本のメーカーが、爆発的なスピードの追求ではなくカーブの多い山道をいかに華麗に走行できるかに焦点を当て、「一家に1台」が一般的な日本の家庭にも受け入れられる、派手さを抑えたハイスペックな自動車の開発に力を入れているのだ、と論じている。
市場経済が導入されてから40年弱の中国では、今がモータリゼーションの時期と言える。1960年代後半にモータリゼーションを経験した日本では、日本の気候風土や習慣、国民性に合わせた独自の自動車文化が形成された。中国でもこれから、中国人のニーズに基づいた中国オリジナルの自動車文化が形作られていくことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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