記事は、米マサチューセッツ湾交通局が、中国中車から新たに134両の地下鉄車両を購入することを決定したと紹介。受注額は約2億7000万ドル(約306億円)に達し、中国中車はこれで米国での地下鉄プロジェクトを3件受注したことになると説明したうえで、中国製品に貼られた「低品質」というレッテルを破り捨てることに貢献する出来事だとした。
続けて、世界中の人びとはこれまで中国製品に「パクリ」また「低品質」というレッテルを貼ってきたと主張する一方、今回の地下鉄の車両受注によって中国の製造業全体は非常に良い評判を勝ち得たと指摘。中国中車は優れた製品とサービスにより、米国側の要求に唯一適うメーカーとして認められたと強調した。
さらに記事は、中国中車は製品だけでなく、製品に関連するメンテナンスや運営などのサービスも提供していると紹介し、これは中国政府が掲げた製造業の高度化に向けた指針である「中国製造2025」が示している「生産型製造からサービス型製造への変化」を体現するものであると論じた。
また、高速鉄道や地下鉄は近年、中国製造業を代表する存在となっており、「メード・イン・チャイナ」はその品質の高さによって「パクリ」また「低品質」といったレッテルを徐々に破り捨てていると説明。中国のその他多くの企業も中国中車の経験に見倣えば中国製品の「低品質」というレッテルはすべてなくなると論じた。
過去に比べて中国製品のクオリティが全体的に向上していることは中国人自身も実感しているようだ。そのため日本に出かけてまで家電製品を購入する必要を感じないという中国人も増えているのは事実で、中国製造業が造り出す製品のクオリティは着実に向上しているのは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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