似ているようで似ていない日本人と中国人。少なくとも西洋人からすると見た目ではなかなか区別がつかないようだ。
中国メディアの今日頭条は12日、「日本人と中国人の8つの違い」と題して、見た目で日本人と中国人を見分ける方法について、米国人が分析した冊子を紹介した。

 この冊子は、1940年代に編集されたもので、当時は日本との戦争のために米国と中国が手を組んでいる時代であり、日本人と中国人の見分けがつかないと困るため作られたようだ。実質的には日本の軍人と中国の軍人の見分け方だが、戦時中の米国人の目に日本人と中国人がどう映っていたかを示す興味深い分析と言えそうだ。

 日本人と中国人の違いの1つは、「背の高さ」だ。中国人は米国人とほぼ同じ背丈だが、日本人はやや低めで、しかもがに股だとした。2つ目の違いは「皮膚の色」だ。日本人のほうが白くて黄色っぽく、中国人は光沢のある茶褐色だという。3つ目は「目」だ。中国人の目の位置は欧米人に似ていて一重なのが特徴で、日本人は幾分、目が顔の中央寄りだとした。4つ目は「顔の毛深さと歯」で、日本人のほうが眉毛やヒゲなど顔の毛が濃く、歯並びは中国人のほうが良いとした。

 5つ目は「笑顔」だ。中国人は自然に微笑むことができるが、日本人、それも特に将校は常に怒ったような顔をしているとした。
6つ目は「歩き方」で、中国人は大股、日本人は引きずるような歩き方だとし、7つ目の「足」は、日本人は下駄を履く習慣だったため親指と人差し指の間が空いていると指摘。最後は「発音」で、日本人はLとRの区別ができないとしている。

 こうしてみると、いくらか首をかしげるような点があるとはいえ、今でも当てはまる特徴も見受けられるのは興味深い。確かに中国人男性はヒゲの薄い人が多いように見受けられる。今の西洋人には、日本人と中国人の違いはどのように映っているのか、ぜひとも訊ねてみたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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