記事が取り上げたのは、日本の卓球界を代表する専門誌「卓球王国」だ。記事は「1997年の創刊から20年、彼らは中国の『全運会』(日本の国民体育大会に相当する)について少なくとも4度は報じている。『卓球王国』は今や日本で最も読者の多い月間卓球誌だ。価格は約700円と決して安くはないが、毎号の発行部数は6万部を数える」としている。
そして「創刊者がカメラマン出身だからかもしれないが、同誌は写真を大切にしている。試合の情報やインタビューのほかに、試合を撮影した美しい写真が毎号掲載される。卓球の機材や用具の撮影、人物の写真や技術の連続写真など、どれも高いレベルにあるのだ」と説明。さらに、ある号では中国男子卓球界の第一人者・張継科のサービスを10枚の写真で詳細に解説するなど、毎回選手を選んでその動きを詳しく分析していると伝えた。
記事は、特集として中国人選手がしばしば取り上げられてきたことを紹介したうえで「中国の卓球がスゴイのはみんな知っている。そして、日本が中国の卓球に対して非常に注目していることも知っている。
中国のネットユーザーからは「日本が恐ろしいのは、まさにこの点」、「日本人は本当に恐ろしい。好きな物やその国の歴史など、可能な限り相手のことを知ろうとする。日本の研究が最も優れている点であり、承服せざるを得ない」、「日本は、情報収集を非常に重んじる国だ」、「中国語版があれば、定期購読したいのに」といった感想が寄せられている。一方「何でも極致まで突き詰めることを好む民族で、それが彼らの成功の原因なのだが、同時に失敗の理由にもなるのだ」との指摘も見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)stefanholm/123RF)
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