慣れなのか、魅力が薄れたのか・・・アップルの新しいiPhoneが発表されるたびに日本国内では大きな注目が集まり、発売日には各地のアップルストアで盛り上がりを見せてきたが、近ごろはその熱がだいぶ冷めた印象を覚える。その傾向は中国でも出てきているが、中国での販売価格が高すぎるというのが要因の1つになっているようだ。


 中国メディア・今日頭条は21日、東京・銀座のアップルストアでiPhoneを購入する客の大半が中国人であるとする記事を掲載した。

 記事は「19日、銀座のアップルストアは人の海になっていたが、中国国内のストアにいるのではないかと思うほど店内では中国語が飛び交っていた」と紹介。中国人が日本のアップルストアでこぞってiPhoneを購入する大きな理由が価格にあり、
iPhone X 64GBバイト版が中国では8388元で売られているのに対し、日本では6688元と1700元も安い値段であると説明している。

 また「日本人は静かな雰囲気を好むのに対し、中国人は賑やかなのを好む。それ故、日本人は中国人で賑やかな銀座のアップルストアにあまり行きたがらない。スタッフの話では、iPhoneを買うために行列に並ぶ客の70%は中国人だという」と伝えた。

 そして、かつては日本における富の象徴だった銀座の地位は日本人の中でどんどん下がっており、銀座でショッピングする人も少なくなったと紹介。一方で、その代わりに銀座での買い物に磯しんでいるのが中国人であるとし、「日本旅行にやってくる中国人にとって、ショッピングは永遠に無視できないテーマ。銀座の街では至る所で耳慣れた中国各地の方言を聞くことができ、多くの著名ショップでは中国人スタッフの姿も見かけるのである」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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