休日の過ごし方は人それぞれだが、多くの中国人の気質からすると日本人は「内向的」で。「個人の時間や空間」を重視していると感じられるようだ。
中国メディアの今日頭条は12月30日、日本を訪れる中国人に対して「日本は内向的な人にとっては天国だ」と紹介する記事を掲載した。

 多くの中国人にとって日本は買い物を楽しむ場所として人気があり、温水洗浄便座が爆発的に売れたように、日本製品が使い易さを追求し、性能を極めていることが人気となっているようだ。

 しかし、日本の別の一面として「人間関係が中国より希薄で、他人との交流をあまり好まない」ように見えるとした。まるで日本人は「動物で例えるなら猫の様に孤独を愛し、静かな場所を好む」と説明した。中国人は初対面でも職業だけでなく、年収や家族構成なども直接尋ねることが多いが、日本人は相当親しくならないとプライベートなことは尋ねたりはしないと指摘した。

 また、休日の過ごし方についても、日本には様々な施設があるが「映画や外食、またカラオケまでも1人で楽しむ人がいる」と驚きを見せた。それゆえ多くの施設には1人で楽しめる個室も用意されているので、「内向的な中国人も日本を観光で訪れてみるように」と勧めた。

 記事は、「日本人は友達同士でも個人の空間や関係にむやみに立ち入るようなことはしない」とし、これは日本独特の文化であると主張、こうした面では中国人や米国とは大きく異なっていると説明した。日本人より他人との距離が近く、賑やかさを好むなど、中国人と日本の気質には確かに大きな違いがあるが、中国人にも内向的な性格な人がいるのも事実で、内向的な中国人にとって日本は確かに快適な国なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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