2025年6月13日、韓国メディア・毎日経済は「『7月、日本に大災難が起きる』恐怖広がる大地震説、発生時の被害額はなんと…」と題した記事を掲載した。
共同通信は先ごろ、土木学会が「南海トラフ巨大地震が発生した場合、発生後約20年間の経済的被害は1466兆円に及ぶ」とする推計を公表したと報じた。
また、日本の漫画が発端で7月大地震説が広まっていることもあり、今回の土木学会による突然の発表は「旅行心理に冷や水を浴びせた」と指摘している。漫画家・たつき諒氏の作品「私が見た未来」の中で「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれていることから、香港では夏季休暇シーズンの日本旅行需要が急減し、航空便が減便になるほどの影響を及ぼしている。
記事は、日本の気象庁がこうした説についてデマと断言したことも伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「南海トラフが発生したら韓国も大きな被害を受けるのでは」「日本は経済大国だからほっといてもちゃんと解決するだろう。自分の国の心配をしないと」「大自然の前に人間は無力だ。いがみ合うのはよそう」「予言の日まであと1カ月を切ってるね。どうか何も起きませんように」「日本はむしろ静かだよ」「むしろ韓国や中国が騒いでる」「デマかもしれないけど、地震の多い国だから常に気を付けるべきだよね」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)