インド初の高速鉄道計画をめぐり、中国SNSの微博(ウェイボー)に「インド高速鉄道、日本の技術」という話題が登場した。
報道によると、29日から日本を訪れるインドのモディ首相は同日の石破茂首相との会談で、次期新幹線「E10系」を自国の高速鉄道に採用することを伝える見通しという。
E10系はJR東日本が開発中の次期東北新幹線車両で、最高営業運転速度は時速320キロ、営業運転開始は2030年度を目指すとされている。
日本とインドは15年、インド高速鉄道の最初の区間となるムンバイ-アーメダバード間に新幹線方式を導入することで合意しており、微博では「インド高速鉄道、日本の技術」に関連した投稿にネットユーザーから「インドはなぜ、先進的な中国の高速鉄道技術を採用しないんだ?」という声が上がる一方、技術移転や資金面に関する冷ややかなコメントも見られた。(翻訳・編集/野谷)