2025年8月22日、韓国・聯合ニュースTVによると、釜山(プサン)のとある観光地で、露店でおなじみの料理が相場の3倍で売られているという、いわゆる「ぼったくり」が横行していると分かり、物議を醸している。

ユーチューバーの「twokkap」が投稿したショート動画によると、有名観光地「海東龍宮寺」近くの露店で売られていたオデン(魚の練り物を串に刺し煮込んだ料理)に3000ウォン(約320円)の値がついており、店主に確認したところ1本の値段だと言われたという。

値段が高すぎないかと尋ねると、「練り物自体が(普通の物とは)違う」「食べてみてから(文句を)言ってくれ」と言われたという。

付近の違う屋台も全て同じ値段で販売していたというが、オデンの価格の相場は1本1000ウォンで、投稿者はソウルの江南(カンナム)駅付近の露店でも1000ウォンだと指摘している。

このショート動画は23日午前0時の時点で535万回視聴されており、話題を集めている。

最近は慶尚北(キョンサンブク)道・鬱陵(ウルルン)で「2倍の料金を請求するタクシー」、江原(カンウォン)道・束草(ソクチョ)で「イカ2杯5万ウォン超え」など、観光地でのぼったくり価格の話題が相次いでいる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「写真を見るとサイズが小さい。一口で食べられそうなのに、3000ウォン?」「金粉でも練り込んでるの?」「3倍で売ろうというずうずうしさは何なのか」「買わなければ済む話。不満を言いながら買う人がいるからぼったくりがなくならないんだ」「ソウルでも観光地ではこのくらいの値段で売ってる。花火大会の会場なんかひどいものだよ」「露店の店主はちゃんと納税してるか?」「みんな、旅行は海外に行こう」など、あきれている様子のコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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