宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、世界レベルで見ても超小型のロケット「SS-520 5号機」による打ち上げに成功したが、中国メディアの電科技は5日、何でも小型化することが得意な日本はロケットすら小型化してしまったと伝えている。
記事は、スマートフォンやタブレット市場を見れば「大きな製品だけでなく、『小さい』ということも強みにつながる」ことが分かると伝えつつ、ロケットという製品においても「ビルのように巨大なものだけでなく、非常に小さいものにも価値がある」と指摘した。
続けて、JAXAが打ち上げた世界最小級のロケット「SS-520 5号機」が超小型衛星の軌道投入に成功したことを紹介。このロケットは9.5メートルとH2Aロケットの5分の1以下であり、「10階建のマンションよりも小さい」としながらも、低コストでの打ち上げが可能だと指摘。
それにより、資金力に余裕のない企業でも衛星打ち上げなど宇宙開発に参入できるようになる可能性があることを指摘し、「これが世界最小級ロケットの開発目的であり、研究の意義がある点だ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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