若さは特権という言葉を見聞きすることがある。確かに、若いということには、その後の人生ではどうしても得られない一種の価値が存在する。
近ごろは、その「若さ」を商売道具としてお金を手に入れるケースが増えているようだ。中国メディア・今日頭条は14日、自由な生活を求める日本の若い女性の間で「パパ活」が流行しているとする記事を掲載した。

 記事は「就活、婚活に加えて、日本国内ではまた新たな『活動』が流行している。それは、『パパ活』だ。自分の父親と同じぐらいの年頃のおじさんと知り合って食事を共にしたり、飲み会など友人との集まり事について行ったりたりするのだ。おじさんたちは若くて美しい娘たちを伴って友人の前に登場することができるわけだが、もちろんダタではない。通常、1-2万円を『車代』という名義で女性たちに渡すのである。毎年12月と1月はもっとも書き入れ時で、どの週も予約でいっぱいになるのだという」と紹介している。

 そして、あくまでも会食や友人との集まりに同伴するところまでが「パパ活」であるとし、「多くの人が、おじさんと美女との間でそれ以上の関係に発展することが全くないのかと疑問を持つだろう。これは一概に論じることはできないが、もしそれ以上の関係があるということなら『パパ活』の範囲からはみ出し、『売春』の範疇に入ることになるだろう」と説明した。

 また、「パパ活」で得た収入の使い道については「人それぞれだ。志のある女性たちは、創業などの理想に向けて貯金をする。
そして一方で、自らの物質的な欲望を満たすベく、高級な化粧品や衣類、贅沢品の消費に充てる人もいるのだ」とした。

 そのうえで「これがもし中国だったら、まず両親はひどく心配するだろう。安定した収入がないのにどうやって家賃や保険を払うのか、将来家を買ったり病気になったりしたらどうするのか、不安定な仕事では恋愛の相手も見つからないだろう、と。そしてこれらの問題は日本にも確かに存在するのだ」と指摘している。(編集担当:今関忠馬)(写真は本文とは関係ありません。イメージ写真提供:123RF)


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